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ELCAS(第4回)

ELCAS(第4回)

今日は,「水蒸気蒸留-滴定っていったい何を何のためにやってるのか」という小林先生の講義から。

その後,温室に移動してコマツナを観察しました。写真は播種後46日目の様子です。

左から,窒素無施肥,窒素100mg,窒素200mg(硝酸アンモニウム),窒素200mg相当の牛ふん堆肥(12.5g),鶏ふん堆肥(5.4g),油粕(3.8g),剪定枝汚泥堆肥(8.7g)を与えました。

栽培には2つの土壌を用いました。土壌1では窒素施肥の効果が顕著です。窒素無施肥区のコマツナは小さく食用にはなりません。大きなものは食べられるくらいに育ちました。また,窒素量を200mgに揃えて与えても,硝酸アンモニウム(化学肥料)に比べ,堆肥では生育量が小さいこともわかります。土壌2では土壌1に比べて全体に生育が良くなっていました。何故でしょう? 分析中の土壌の窒素量で説明されるでしょうか?

実験室では水蒸気蒸留-滴定による窒素定量の続きをしました。操作もだんだん慣れてきたようです。

滴定結果はこんな感じ。

並行してコマツナのサンプリングもしました。株元からハサミで刈ります。

「おいしそう」大きく育ったコマツナをサンプリング中の生徒さんが言いました。

「シチュー食べたい」横から別の声。

「え? シチューに小松菜いれんの?」(論争がおきた。)

収穫したコマツナは残念ながら試食はしません。封筒に入れて新鮮重を測定し,乾物重測定のため70℃で乾燥中です。

今回、受講生のみんなはポットに土を詰め、いろいろな肥料を混ぜ、種を播き、ここまで自分たちで育て、そしてついに収穫しました 。この植物や土壌の栄養成分の濃度を測定すると、植物が土壌からどのくらいの量の栄養素を吸収したかを知ることが出来ます。次回はコマツナが吸収した窒素量をC/Nコーダーを使って定量します。